売れるほど、忙しくなる
ネットで物を売っていると、うれしい悲鳴というものがあります。
注文が増える。問い合わせが増える。発送する荷物が増える。売上が伸びているのだから、喜ぶべきことです。けれど、その一件一件の裏には、受注の確認があり、ラベルの発行があり、住所や送料のチェックがあります。売れれば売れるほど、そういう作業が積み上がっていきます。
店舗であれば、お客様に少し順番を待っていただくこともできます。ネットではそうはいきません。問い合わせは複数のお客様から同時に届きますし、営業時間外にも届きます。海外のお客様が相手なら、こちらが寝ている時間にも届きます。
気がつくと、一日が作業で終わっている。新しいお客様に知ってもらう工夫や、一度買ってくださった方にまた来ていただく工夫、つまり「売るための時間」が、どこにも残っていない。
これは、私たちがマーケティングの支援をしてきた現場で、何度も見てきた光景です。そして、私たち自身の倉庫で起きていたことでもあります。
自分たちの発送作業を、測ってみた
当社は、日本の釣具を海外の釣り人に届ける越境ECサイトを運営しています。これまで121か国のお客様に商品をお届けしてきました。海外への発送は、2026年9月だけで431件ありました。
その発送準備の作業を、現場のリーダーが手順ごとに測ってくれました。注文を確認する、情報を写す、照合する、記録する、そして人が目で見て判断する。一件ずつ積み上げると、手作業で約230秒。4分弱です。
このうち、入力や照合、記録のような「決まった作業」を、AIと自動化に任せる仕組みをつくりました。人が確認して判断する部分は、そのまま人が担います。
結果、一件あたりは約110秒。約4分が約2分になりました。9月の431件に当てはめると、月に約14時間の削減に相当します。
数字としては地味かもしれません。けれど、毎月14時間あれば、新しい商品の準備をしたり、お客様へのご案内を考えたりする時間が、ちゃんと生まれます。
人を減らすAIではなく
AIというと、「人の仕事がなくなる」という話になりがちです。私たちが目指しているのは、その反対です。
決まった作業は、AIと自動化に任せる。そのぶん人は、例外への判断や、お客様への最終確認、そして「売る仕事」に集中する。人を減らすためのAIではなく、人が判断に集中するためのAIです。
『EC業務AI省力化サポート』を始めます
この仕組みを、高崎・群馬でネット販売をされている事業者の皆さまにもお届けしたいと考え、新しいサービスを始めることにしました。
受注・発送・問い合わせのうち、まず1つの業務に絞って、AIと自動化で省力化します。無料診断で、どの作業なら効果が出そうかを一緒に見極め、自動化したあとは3か月かけて伴走し、皆さんの社内だけで回せる状態にしてから手を離します。高額なシステムを入れるのではなく、今お使いのツールとAIを組み合わせるので、小さく始められます。
第1期は、3社限定の実証として募集します。他の会社でも同じように時間が減るのかは、正直に言えば、これから確かめることです。だからこそ、最初の3社とは一緒に試しながら進めたいと思っています。
- 対象:高崎・群馬でネット販売を行う事業者(国内EC・越境EC、業種・規模は問いません)
- 料金:無料診断は無料。第1期は実証価格20万円(税別)で、1業務の自動化と3か月の伴走を含みます
- スケジュール:10月19日から受付、11月〜12月に無料診断と3社の選定、2027年1月〜3月に伴走
まずは、話を聞かせてください
私たちは、支援する側であると同時に、自分たちでも毎日売っている側です。受注や発送や問い合わせに追われる大変さは、身をもって知っています。
売上は伸びているのに、なぜか毎日が苦しい。そう感じている方がいたら、まずは無料診断で、どこに一番時間がかかっているのかを一緒に整理するところから始めましょう。
ネットショップに、「売るための時間」を。
サービスの詳しい内容とお申込みは、EC業務AI省力化サポートのページをご覧ください。