”ニワトリ”と”タマゴ”の話

業績が厳しい中、売上増を目指し立ち上げられた新規事業。

個人事業や中小企業では
新規事業のために新たな人員を確保することが難しいため
経営者自ら立ち上げに加わるか
スタッフが現在担当している仕に加えて
作業することになるでしょう。

もちろん、すぐに成果は出ないわけですが
始めたころはモチベーションも高いので
忙しい中でもなんとか時間を捻出して
毎日コツコツやるべき仕事をこなしていきます。

しかし、なかなか成果が出ない日々が続きます。
毎日していた作業は、忙しさを理由に次第に手がつかなくなり
ついには、新規事業を始めたこと自体に疑問をもったりしてしまいます。

“毎日問合わせがたくさんくる”
“毎日たくさん売れる”

こうゆう状況になれば、

”作業に手がつかなくなり”
”ほとんど考えないように”

こんなことは起こりません。

つまり、もっとも強力な時間の捻出方法(=モチベーションを保つ方法)は
早く成果を出す(=モチベーションが高いうちに軌道に乗せる)ことです。

もちろんそのためには
”毎日コツコツやるべき仕事をこなす”
必要があるわけですが…

鶏と卵

鶏が卵を産み
卵が鶏に成長し
また卵を産む

卵が孵り
鶏が成長し
また卵を産む

永遠のテーマですが

これ、どっちが先か悩む話ではなくて
どちらが先でも始まっちゃえば
自動無限ループであることが重要です。

どちらが先か悩んでる暇があったら
コスト(お金や時間など何かを犠牲にする)をかけて
卵か鶏どちらかを手に入れてしまいましょう。

欲張りな私は、
お金があれば卵と鶏を両方買うかもしれない:)

実際のビジネスは、
卵と鶏のように簡単な仕組みではないわけですが

これは、成果がですまでの時間というコストを無駄にしないため、
そして何よりも新規事業から撤退するという無駄を回避するためには
”成果を少しでも早く出すことにコストをかけること”
これは、非常に有効です。

”成果”は、”売上”だけではありません。

新たな”見込客”の獲得や
オンラインショップの”ページビュー数”が上がることも
立派な成果です。

ただ、”売上”ほど強力な成果はありません。

皆さんも、新規事業を立ち上げる際は
”売上を早くあげること”にこだわった戦略を立ててみてください。

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